新潟市造園建設業協会20周年記念事業

1.経緯

(一社)新潟市造園建設業協会は昭和63年10月に一般社団法人としての設立認可を受け、以来、平成10年に開催された「全国都市緑化フェア」への参加など数々の活動をし、平成20年10月で満20年を迎えます。 ともに歩んできた新潟市が平成19年に政令指定都市になったことから、同年秋に、前倒して20周年記念事業を実施することとしました。

2.記念事業

記念事業は会員から募集し、その中から選定したもので、新潟の代表的な景観である夕日の沈む日本海が眺められる西海岸公園の一隅に、後世に残るモニュメントを公園施設として整備し、新潟市に寄贈するものとしました。 また、整備に当たっては会員の熟練技術者が各社の若手技術者に技術の指導を行う研修の場としてボランティアで実施いたしました。

3.整備位置


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4.整備の内容

(1)
新潟市が14市町村と合併、新しい新潟市が誕生し、さらに本州日本海側唯一の政令指定都市となったことを記念し、今後、田園型政令指定都市、分権型政令指定都市を目指し、力強く発展することを願うとともに、(一社)新潟市造園建設業協会も20周年を記念し、今後も発展することを表すデザインのモニュメントとしました。
(2)
敷地全体に色とりどりのハマナスなど低木を植え、その中を、旧15市町村を表現する15個の割石が、放射状に延びる15本の園路をとおり中央に集まる様を表し、さらに中央に石筍を配し、15の合併市町村が協力して発展していくことをあらわすモニュメントです。

敷地面積 25m×12m 300m2

植栽 低木

シャリンバイ

ハマナス

シモツケ

約650本
地被類 タマリュウ 約700ポット
約100m2
モニュメント 石筍 1.5〜4.5m 5本
御影石 半割り 1.0〜1.5トン 15個
休養施設 テーブル 2基
スツール 27基

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